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TracLightningとXamppの共存
更新日時 2011-09-17 02:44:51+09:00
共存というのは、1台のWindowsマシンでTracLightningとXamppの2つのWebサービスを提供できるようにするということです。
簡単ですが共存方法を説明します。
作業にはApacheサーバーの設定方法やDNSサーバーの設定方法などの知識がある程度必要です。
ローカルサーバーの場合
ドメインを持たないローカルサーバーの場合、リスニングポートを変更するだけで2つのWebサーバーを共存させることが出来ます。
まず、TracLightningをインストールします。
インストール後、C:\TracLight\CollabNetSVN\httpd\conf\httpd.confをエディタで開き次のような内容を探します。
Listen 80
これはサーバーがポート80でリクエストを受信する設定です。
この「80」を適当な値に変えて、リスニングポートを変更します。
ここではポート6480を使用することにしてみましょう。
Listen 6480
つぎに
ServerName localhost
となっている行を探し、
ServerName localhost:6480
としておきます。
再起動後、サービスを登録し、ブラウザのアドレスに
http://localhost:6480
と、入力して、Tracのページが表示されることを確認します。
Tracのページが確認できたら、後は、Xamppをインストールして終了です。
Xamppのページが http://localhost 、Tracのページがhttp://localhost:6480 で閲覧できるようになるはずです。
ドメインネームのあるサーバーの場合
二つのドメインネームとApacheのプロキシ機能を使って、ユーザーからは一つのポートでサーバーにアクセスできるようにします。
この方法では、DNSサーバーの設定方法を知っている必要があります。
まず、サーバーにXampp用とTracLightning用の2つのドメインネームを付けます。
続いて、ローカルサーバーの場合と同様に、TracLightningをインストールし、リスニングポートを設定します。
TracLightningが動作しているのを確認したら、Xamppをインストールします。
インストール後、C:\xampp\apache\conf\httpd.confをエディタで開き次のような内容を探します。
#LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
と
#LoadModule proxy_http_module modules/mod_proxy_http.so
この二つの行の # をとります。
これによって、プロキシモジュールが使用可能になります。
次にC:\xampp\apache\conf\extra\httpd-vhost.confをエディタで開き、二つのドメインの設定を行います。
Xampp用の設定は、サンプルをコピーし、ドメインネームの指定とドキュメントルートの指定などをするだけで使用可能です。
TracLightning用には次のような設定をします。
<VirtualHost *:80>
ServerName domain
ServerAlias domain
# domain は、TracLightning用のドメインネーム
<Location />
Order allow,deny
Allow from all
ProxyPass http://127.0.0.1:1234/
ProxyPassReverse http://127.0.0.1:1234/
# :1234はTracLightning用のリスニングポート
</Location>
</VirtualHost>
簡単ですが、基本的な設定としては、これだけでXamppとTracLightningが使用できます。
既に稼働しているサーバーや、サーバーに設置したいものによってはもっと設定は複雑になります。
注意
これらの設定は、二つのサーバーを共存させる最低限の設定です。
これだけでは、Wikiへの書き込みやSubversionの利用など、すべての機能を使えるというわけではありません。
基本的にTracLightningもXamppもApacheサーバーです。
TracLightningはTracLightning専用にビルドされたApacheサーバーを使用しています。
そのためWindowsのConfigやパス設定などによっては、機能の競合を起こしたり、互いに干渉する可能性があります。
また、PHPとPythonを共有できるというわけではないので注意してください。
テストで使った、Xamppのバージョン1.6.6とTracLightningのバージョン2.0.9では今のところ特に問題は出ていませんが、これも絶対ではありません。
